僕が東京に来てカルチャーショックをうけたこと(1)

僕は生まれ、育ち共に青森県で、大学に進学する際に上京しました。

そんな中で、やはり全然知らない土地なのでいろいろ違うことがあるだろうなとは予想していたのですが、その中でも当然だと思っていたのに実はローカルネタだったというのを何度か体験しています。

試しに書いてみたら面白いかなと思って、今までに受けたカルチャーショックを3つほどまとめてみました。

「いらう」が通じない

「要らない」の言葉の反対として、「要る」という言葉を通常使うかと思いますが、僕はこれを「いらう」と言っていたんですね。これは当然かと思ってたんですが、全然通じなかったです。冷静に考えたら確かに変ですね。

言葉系のネタは一番ショックだったのはこれなんですけど、細かい所ではたくさんあります。
有名な、「捨てる」の意味で「投げる」と言うのなんかは、前知識としてあったので別にショックを受けなかったんですけど、「いらう」の件とか、あと「椅子」の発言が違ったりとかは結構ショックだったかなと思います。

トランプの「ストップ」というゲームが通じない

僕の中ではトランプといえば「大富豪」か「ストップ」かって言うくらい、メジャーなゲームかと思っていたのですが、これもローカルなゲームだったようです。

ルールを簡単に解説すると、

  1. まず手札を7枚持つ
  2. 自分の番に山札から1枚、または捨て札の一番上のカードを引く
  3. カードを引いたら、以下のことができる
    1. 手札に同じ絵柄の連番が3枚以上、または同じ数字を3枚以上持っている場合、場に出すことができる。
    2. 場に出ている連番や同じ数字のペアに付ける事ができるカードを持っているならば、それを場に出すことができる。例えば、場に♡[1,2,3,4]の連番が出ているときに、♡[K]と♡[5]を持っているならばそれを付け足しても良い。
  4. 手札から1枚捨てて自分の番を終わる。
  5. もし手札が0枚になれば、その人の勝ち
  6. 自分の番で一枚引いた後に、「ストップ」を宣言する。この時、自分の手札の数字を合計して、自分が一番小さければ勝ち。自分よりも小さい人がいれば自分の一人負けになる。

というルールで、早めに場に出すとストップをかける枚数が少なくなるのですが、場に出している状態では他の人がカードを付ける事が可能になるのでなるべく出さない方がいいこともあり、なかなか戦略的なゲームだったかなと思います。

雪の日に傘をさす

青森では雪の日に傘をさしません。
なんでかと言われると良く分からないのですが、風も強いし雪もそこまで溶けないのでおそらく必要ないんだと思います。

ですので、雪の日に傘をさすという発想自体僕にはなかったのですが、東京で雪の日に傘をさしている人がいてびっくりしました。

確かに東京の雪は溶けやすいし、いつ雨になるのかも分からないので、傘はさしたほうがいいと思います。素直に「なるほどなー」と感心してしまいました。