新卒の思い出を語る

2008年4月、僕が新卒として仕事を始めてから4年がたちました。

新卒の時はいろんなことがありまして、どこかでその話を書いておきたいなと思っていたのですが、僕もそろそろ新人として見られなくなってくる頃なんじゃないかなと思っているので、ここで書こうかなと思います。

最初に書いておくと、この僕が最初に務めた会社はすでに倒産しております。

就活〜入社まで

大学時代、僕は就活がすごい嫌いで、まったく真面目にやりませんでした。エントリーシート書くのも面倒で書きませんでしたし、大手に入りたいっていう思いも特に無かったし、最終的に2社しか受けませんでした。

まあ、ちょっと舐めてましたよね、いろいろ。

幸い、2社とも内定をいただきまして、そのうち1社に入社することになります。

入社前の連絡で、北海道の事業所に行くことが決まっていましたので、北海道の新居を探して、引越しも予め行いました。

最初の1週間だけ研修で東京勤務とのことでしたので、その間は知人の家にお世話になることにしました。

入社して、初仕事

さて、迎えた入社日、緊張と希望といろいろごちゃまぜになりながら、出社しました。

初日はビジネス講習や会社説明などを簡単に受けて、終わりです。

とおもいきや、その後僕だけ部屋に残されまして、衝撃の事実がわかります。

僕の行く予定だった北海道の事業所は閉鎖することが前日に決定したらしく、僕が行くところがなくなってしまったということなのです。

入社日が4/2だったので、4/1にそれが決定したようで。いやー、素晴らしいタイミングでしたね。

実は僕が入社する時期はリーマンショックとちょうど重なって景気が大きく傾き始めた時期でした。それとちょっと前から会社の経営も芳しくない状況だったようで、いろいろと転換期だったようです。

通常、就活時期って大学の3年〜4年前半くらいなので、実際に入社するまでに、1年くらいあきがあるんですよね。就活してたときはそれほど悪くない業績だったはずなので、びっくりしました。

さて、北海道行きは無くなりましたので、僕はそのまま東京勤務になります。ところが、もう引越しは済ましているので、住む場所はありません。

ということで、僕が入社して最初にした仕事が、会社を数日休んでの新居探しでした。

確か、3日くらい新居さがしと契約もろもろをおこなっており、土日休みとかもありましたので、4/8から出社したと思います。

今後を左右した、配属

北海道の事業所は技術センターのような、技術者を集めたところでした。そこが無くなるということはつまり、技術者を少なくしているという状態です。

僕はもともとプログラマとして入社したましたが、前述の通り技術者を辞めさせている状態で僕がプログラマとして入る余地がありません。つまり、技術部には入れませんでした。

というわけで、管理部に配属されます。技術と全く無縁かというと、実はそうでもなくて、管理部の下にいわゆる社内システム部のようなものがありました。

実はそこもリストラ対象にはなっていたので、正式に配属にはならなかったのですが、まあいろいろありまして7月頃から正式配属になります。

社内システムと共にFreeBSDに触れる

僕がインフラエンジニアになるきっかけがこの配属でした。

この会社では社内システムががっちり内製されていて、AD用に一部Windowsサーバーがあって、他はすべてFreeBSDで作成されていました。

社内のPCやサーバーの管理をする一方で、FreeBSDのインストールから、UNIXコマンドの使い方や、FreeBSDでフィルタリング用のブリッジを作成したり、sambaの立てかたなどを学んだりしました。

空いているPCはたくさんありましたし、システム構成もなかなか面白かったので、とても勉強になりました。

僕はこの時、インフラもすごく面白いじゃないかと思うようになったのです。

退職勧奨へ

とまあ、それなりに楽しめていたのですが、会社の業績は回復の兆しを見せませんでしたし、いろんなことが発覚して、もうどうしようもない事になります(サーバーが取り押さえられるかもという恐怖に戦ったりしてました)。

最終的には12月あたりに、一部の技術部を除き、全員に退職勧奨が出ました。僕もその対象となりましたので、これを受けて1月に退職することとなります。

激動の1年だった

新卒でまさかこんなにいろんなことを体験できるとは思ってませんでしたね。改めて体験したことを箇条書きしてみると、

  • いきなり勤務地が変わった
  • 所属部署が予定と異なった
  • 縮小していく会社の様子を見ることができた
  • 1週間くらい一人で仕事をした
  • サーバー差し押さえの危機
  • 退職勧奨

他にもいろいろありますが、こんな感じでしょうか。

でも僕は、この体験がすごい良かったなあと思ってます。



ある意味、いろんな幻想を捨てることができた

自分のスキルをちゃんと持とうと思うようになりました。これは僕が勉強会に参加するきっかけだったと思います。

会社がいよいよ終わるという時の自身のモチベーションの低下を把握できた

なんだかんだで、ネガティブな仕事をしている時の自身のモチベーションの低下はすごいです。

仕事は仕事として割り切れる人はいいかもしれませんが、僕にとって仕事の内容は大事なんだなと感じた瞬間でした。

インフラに触れるきっかけが出来ました

多分このようなことがなければFreeBSDなんて触っていなかったんじゃないかなと思いますし、インフラエンジニアになることなんて無かったでしょう。

要するに結果オーライ

いろいろとありましたけど、学べることは学べましたし、それなりに楽しかったです。

どんな境遇でもやりようはたくさんあると思いますし、それでもだめならそこから抜け出すためには自分が何を持っているか把握しておくことが大事かと思います。

会社がどうであれ、自分が一人の人間として自立してスキルを身に付けていく事ができれば、働く先は現在のエンジニアに限って言えば結構あるものだと思います。

終わりに

僕は今もインフラエンジニア的な仕事をしてますが、たまにアプリ開発ができたりと、昔やりたかったこともできてたりします。

いろんなことがありましたがそのおかげで今の仕事がありますし、勉強会で出会った方々との出会いも無かったことでしょう。

これから新卒の方々はいろんな理不尽な経験もされると思いますが、それらはダメならダメでいいと思いますが、そういう経験もしっかり噛み砕いて自分なりに消化できるようになってほしいなと思います。

qpConference@TESTに参加

qpConferenceに参加しました。qpstudy派生の合同勉強会です。

今回はニフティさんの新オフィスとなりましたので、最初ちょっと迷ってしまいましたが、とても綺麗なオフィスでした。

今回は合同勉強会という形でしたので、一部の時間帯は2つのセッションが同時進行されていたりしました。

僕は今回はshowstudy→qpstudy→nwstudy→(休憩)→懇親会
という形で参加してきました。

showstudy 03 勉強会のこれから

勉強会について、qpstudyの今後のお話。

勉強会が持ついくつかの問題点を、システム化、標準化、資産共有することで解決していこうということ、それから、あらゆる壁をなくしていきたいという思いが込められていました。IT勉強会3.0!

また、後半のコミュニケーションの話では、コミュニケーションに必要な要素を分解して解説。表面的な部分しか見てないと失敗するというのは本当にそのとおりですね。

スタッフ紹介を終わりの方にやられていたのですが、ああいうのを勉強会でやってくれるのはなかなかいいんじゃないかなーと思っています。

ちなみに唐突ですが、perfumeのレーザービームを昨日ちょっと聞いたのですが、なかなかいいですね!

qpstudy#09 男性枠

事前情報の感じから、技術の話あんまりなさそう!って思ってました。

そしたら、なんと驚くことに、本当になかったのです!

料理について、設計から実装→テスト→フィードバックと、開発的なプロセスを経て、料理の道筋を紹介するという、なんとも自由な(でもなんかプロセスが面白かったです)セッションでした。
リーダーが最後の方にITエンジニアの資産は健康な体であるとおっしゃっていましたが、まさにそのとおりだと思います。

美味しい物を食べれば、仕事も頑張れるというメッセージと受け取りました。

ところで、僕はリーダーのいろんな物を楽しむ姿勢はとても関心しています。
勉強会をこんなに自由にやっているのもそうですし、料理を楽しむためのメソッド(飲酒)もそうですが、やっぱり自分の楽しいようにやるというのはとても大事だと思いますし、なんだかんだでみんなその発表を楽しんでたりしますので、こういうのもありかな!って思いました。

#nwstudy 03 時には無線の話をしようか

メッシュ手法による広域無線LANネットワーク構築について

ということで、広域無線LANネットワークを構築する際のお話がありました。

発表だけを見ているとなかなかにさらっと終わっている感じでしたが、電波強度を工夫したり、設置場所を工夫したりするのは実際はとんでもない労力だったんじゃないかなーと思います。

僕なんかはAP一台で十数台程度がぶら下がるものしか組んだことは無いので、そのあたりの工夫をあまりしたことが無かった(せいぜい設置場所くらい)ので、大変勉強になりました。

スライドの作り方がとてもうまいなーと思って見ていました。僕もああいうスライド作れるようになりたい!

懇親会

ピザとビールを囲んでのLT大会。いつものように楽しかったです。

今回はpfSenseの話ですとか、netBSDが出てきたりとなにげにBSDネタがあったので、ちょっと嬉しかったです。そろそろ自分もなにかLTしてみたいなー

pgrepの復習

なんかのプロセスがあるか調べるときに、ps auxwwとかをgrepしたりしてたんだけど、pgrepしたほうがいいんじゃない?ってのを最近思ってるので、使いそうなパターンをちょっと復習してみた。

以下はFreeBSD8.2で確認しています。

単純にプロセスを確認

オプション無しで、該当のプロセスIDを確認します。

%pgrep httpd
90720
1361
1360
1359
1358
1357
1286

パターンを複数書くと、それぞれに一致したものを出します。

%pgrep http nginx
92310
92309
90720
1361
1360
1359
1358
1357
1286
長い出力

-lオプションをつけると、プロセス名も表示

%pgrep -l httpd
90720 httpd
1361 httpd
1360 httpd
1359 httpd
1358 httpd
1357 httpd
1286 httpd
コマンドラインと一致

-fをつけると、コマンドライン全体とマッチするものを出力
また、この場合は-lオプションでコマンドライン全体が表示されます。

%pgrep -l -f nginx
92310 nginx: worker process
92309 nginx: master process /usr/local/sbin/nginx
%pgrep -l -f "worker process"
92310 nginx: worker process
%pgrep -f "worker process"
92310
新しいプロセスと古いプロセス

-nオプションで最も新しいプロセス、-oオプションで最も古いプロセスを表示

%pgrep -l -o httpd
1286 httpd
%pgrep -l -n httpd
90720 httpd
大文字小文字の無視、条件反転

-iオプションで大文字小文字を無視

%pgrep HTTPD
%pgrep -i HTTPD
90720
1361
1360
1359
1358
1357
1286

-vで条件を反転。これはどう使うんだろう・・・既知のプロセス以外を一覧にしたい時とか?

その他

manに他にもいろいろ書いてるので、manを見よう!

logstudy01 & mailerstudy 02 に参加しました

logstudy と mailerstudyの合同勉強会に参加しました。

※翌日更新ですが、今回はblogを書きながら聴講するというスタイルをとりました。後半は電池が切れ気味だったため、後で書いてます。このやり方だとメモのようになってしまうので、ちょっと今後はどうしようか考えてます。

全体の感想

@ttkzwさんの丁寧な解説で、基本的なところをしっかり学べました。
rsyslogについては基本がしっかり解説されていて、実際に使えるような内容でした。syslogの問題点を列挙していただいたのがとても理解に役立ちました。

暗号化周りの話、特にSSLはなかなか複雑ですが、綺麗にまとまっていてよかったと思います。

@qryuuさんのLTも現場レベルの話が聞けてとても面白く、実際にありそうな話なので、同じ現象になったら気をつけようと思います。

※デジタル署名の際には秘密鍵と公開鍵が逆転していて、この辺の理解が僕はいつもぐちゃぐちゃになるんです。ちょっとこの辺は勉強しなおしてから書きたいと思います。

logstudyセッション「rsyslog入門」

@ttkzwさん

syslogの復習

まずはsyslogの復習から。

  • Facility:メッセージの種類
  • Severity:メッセージの重要度

Facilityを8倍してSeverityを加えたものがPRIになる
HEADERはTIMESTAMPとHOSTNAME
MSGはプログラム名(TAG)とメッセージの内容(CONTENT)

syslog.confの書き方

ルールはセレクタとアクションから構成される。セレクタに一致したものをアクションに記録。
あるルールにしても、その後のルールも評価する

これらの組み合わせをsyslog.confに書いて、ログの出力先などを設定する。

アクションはファイル名、パイプ、ユーザー端末にメッセージを送るなどができる

従来のsyslogの問題点
  • メッセージの転送に信頼性がない

UDPの使用、応答確認がない

  • 暗号化できない

FacilityとSeverityでの制御しかできない

  • ローテートが単独でできない
  • ディスクI/Oの処理が非効率

fsyncを毎回やるので、システムのパフォーマンスに影響

代替syslogデーモン
  • syslog-ng

従来のsyslogサーバーと設定ファイルの互換性がない

  • rsyslog

syslogdからフォークしたため、syslogサーバーとの互換性を保っている。

rsyslog

メッセージ転送の信頼性を重視している。

rsyslogの特徴
  • メッセージ転送の信頼性の向上

TCP対応、TLSによる暗号化、RELP対応、RFC3195の受信に対応

  • ログファイルの扱いの改善

2GB以上のログファイルに対応、ログのローテーションに対応、動的ファイル名に対応

  • データベースへの出力
  • 多様な出力先

メール、SNMPトラップ、HadoopのHDF

  • 出力するメッセージのカスタマイズ

テンプレートによって出力内容をカスタマイズ。マイクロ秒単位でタイムスタンプ出力

  • 柔軟なルールの記述

フィルタにより、細かな条件をかける。破棄がかける

サードパーティー製のモジュールも作成可能

rsyslogは2004年にsysklogdからフォークしてrsyslogプロジェクトを立ち上げる。

v6で後方互換性は無くなった。

バージョン番号の付け方
majar.minor.patchlevel

minorは偶数が安定版、奇数が開発版

rsyslogの設定について

設定ファイルの構成は従来と代わり、以下の四つ

  • グローバルディレクティブ

rsyslogの動作に影響を与える設定を記述。モジュール読み込み、モジュール固有の設定など

  • テンプレート

テンプレートを定義してアクションに割り当てると、メッセージの形式を制御できる
ex)ログをcsv形式で出力する
動的なファイル名をテンプレートで定義する。アクションに?テンプレート名を記述

  • アウトプットチャネル

アクションに大して様々な処理を行うことを目指した機能。現状ではファイいるとファイルの最大サイズに対する処理しかかけない
ex)ログのローテーション

  • ルール

セレクタとアクションの区切りにはタブ文字とスペースが使える(syslogはタブ文字だけ)
severityにnoneを記載するとそのfacilityには一致しない
ファイル名の先頭に-をつけると非同期書き込み
セレクターの代わりにフィルタを書くことができる。

    • プロパティベースフィルタ 条件に一致するかで判断する
    • 式ベースフィルタ 複雑な条件式を記述できる。文字列処理の関数も用意されてる

アクション。"@@hostname"でTCPでメッセージ転送、">"でDBに。"~"破棄、"^program"プログラムを実行

タイムスタンプはsyslogとはデフォルトの形式が違うので、syslogと同じ形式にしたい場合はディレクティブで設定しよう

サーバーがダウンしたらキューイングする機能がある。

mailerstudyセッション「メール暗号化入門」

@ttkzwさん

メールを利用する上での脅威
  • 盗聴
  • 否認
  • 改竄
  • 詐称
暗号

暗号文なら→盗聴されても内容がわからない

暗号の要素はアルゴリズムと鍵から成り立つ

現代の暗号に求められていることは、広く公開されていること、数学的に強度があること

共通鍵暗号方式では鍵の受け渡しが問題。信頼できる方法であらかじめ渡す必要がある。また、人数が増えると鍵の管理が大変

公開鍵暗号方式は暗号化と復号化を別々の鍵で行う。公開鍵は公開されてもいいので、配送問題が解決する。
ボブの公開鍵が本物であるかどうかを確認する必要がある

一方向ハッシュ関数

メッセージが改竄されればハッシュ値が変わるので、改竄が検知できる

ただし、ハッシュ値そのものの改竄の可能性がある→公開鍵暗号と組み合わせる(デジタル署名)

メッセージ認証コード

共通鍵とメッセージを使ってメッセージの人称のための値を算出する方法

MAC値が同じであれば同じ共通鍵と同じメッセージであることが確認できる。

共通鍵を使うので、鍵配送問題がある。

デジタル署名

メッセージのハッシュ値をプライベート鍵で暗号化したもの。

公開鍵と同じ問題が発生。

公開鍵証明書と公開鍵基盤

中間認証局はルート認証局に認証されている(中間証明書)

ルート認証鍵はOSやソフトウェアにバンドルされている形で配布する。

SSLのお話

今使われているのはSSL3.0。

TLS1.0はSSL3.0をベースにして開発。1999年にRFC2246に。CBC攻撃リスクを抱えている

TLS1.1 RFC4346 CBC攻撃に対する耐性の強化。

TLS1.1,1.2は実装があまり進んでいない

SSL2.0は無効にしないといけない。
SSL3.0、TLS1.0がよく使われているが、CBC攻撃のリスクあり
TLS1.1以降の利用が望ましいが、実装があまり進んでいない。

TLSプロトコルについて

ちょっとあとでまとめます。

サーバーの管理者が設定すること

公開鍵証明書

  • プライベート鍵
  • 中間証明書
  • サーバー公開鍵証明書

利用するバージョン
SSLv3、TLSv1

利用する暗号スイート

SMTPS

SMTPSSLTLSで暗号化する。
TCP465は正式なポート番号じゃない。IANAに登録していない。

STARTTLS

SMTPセッション中にTLS通信に切り替えるコマンド
RFC3207

LT「logと監視の微妙な関係 〜こんなlogはイヤだ〜」

@qryuuさん

Windowsのログイベントの話や、zabbixでの改行位置の扱いなど、現場で起こりそうな話が聞けてとても良かったです。

nginxでclient_max_body_sizeを設定する

さくらクラウドでのベンチマークを前回載せましたが、そのままnginx + fastCGI環境を作成して、WordPressを動かして、こちらのblogとは別の日記的なものとしてしばらく動かしてました。

http://www.sioazike.info/wordpress/

今日、デジカメで撮った写真をアップロードしようと思ったところ、HTTPエラーと表示され、アップロードできない事象が発生しました。最初はphp.iniの設定を疑いましたがそちらは問題なし。
調べてみるとnginxでPOST時のbodyサイズに制限があり、デフォルト1Mになっていることがわかりました。

エラー時のログにはclient intended to send too large body: 2399012 bytesというようなメッセージが見られます。

さて、設定ファイルにclient_max_body_sizeを設定すれば良いようです。今のところ使っているのはwordpressだけなので、phpのlocationのところに記載すれば良いかなと思ったので、以下のようにしました。

変更後

        location ~ \.php$ {
            root           html;
            fastcgi_pass   127.0.0.1:9000;
            fastcgi_index  index.php;
            fastcgi_param  SCRIPT_FILENAME  /usr/local/www/nginx$fastcgi_script_name;
            include        fastcgi_params;
            client_max_body_size 4M;  #ここを追加
        }

これで問題なくアップロードができるようになりました。

さくらクラウド FreeBSDのベンチマーク

いろいろありましたが、さくらクラウドが使えるようになりましたので、さっそくベンチを取ってみたので、メモがてらに書いておきます。

プランは一番安い、1コア2GBメモリのやつ。

僕はFreeBSDでもとから使うつもりだったので、FreeBSD8.2 64bitのイメージを使用しました。そこからはOSのカスタマイズやmake worldなどは行なっていません(sshd起動しただけ)。

unixbenchとbonnie++をportsからインストールして実行してみました。unixbenchは1回、bonnie++は3回取得しましたので、貼っておきます。

unixbench

一回目

                     INDEX VALUES
TEST                                        BASELINE     RESULT      INDEX

Dhrystone 2 using register variables        116700.0 18501867.6     1585.4
Double-Precision Whetstone                      55.0     4093.6      744.3
Execl Throughput                                43.0     2659.7      618.5
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks         3960.0    75167.0      189.8
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           1655.0    94462.0      570.8
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks         5800.0    74145.0      127.8
Pipe Throughput                              12440.0  1514367.5     1217.3
Pipe-based Context Switching                  4000.0   322567.9      806.4
Process Creation                               126.0     7152.7      567.7
Shell Scripts (8 concurrent)                     6.0      363.3      605.5
System Call Overhead                         15000.0   896299.6      597.5
                                                                 =========
     FINAL SCORE                                                     569.4
bonnie++

一回目

Version  1.96       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
Concurrency   1     -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine        Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP  /sec %CP
javelin.sioazike 4G   875  99 23932   9 52478  22  1625  99 233523  69  4209 102
Latency             14487us     383ms     641ms    7224us   41543us    1746ms
Version  1.96       ------Sequential Create------ --------Random Create--------
javelin.sioazike.in -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
              files  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP
                 16   503   4 +++++ +++  1016   5   518   3 +++++ +++  1001   6
Latency             74290us     175us   42642us   76583us     221us   45085us

二回目

Version  1.96       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
Concurrency   1     -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine        Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP  /sec %CP
javelin.sioazike 4G   840  99 71442  29 50710  20  1492  99 241989  69  4147 102
Latency             16202us     170ms     507ms    8566us   43807us    1783ms
Version  1.96       ------Sequential Create------ --------Random Create--------
javelin.sioazike.in -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
              files  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP
                 16   504   3 +++++ +++  1000   5   512   3 +++++ +++   989   6
Latency             90990us     364us   51490us   83231us     289us   36091us

3回目

Version  1.96       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
Concurrency   1     -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine        Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP  /sec %CP
javelin.sioazike 4G   903  99 71900  28 50165  20  1523  99 248683  69  4242 102
Latency             15771us     180ms     560ms    8111us   43920us    1737ms
Version  1.96       ------Sequential Create------ --------Random Create--------
javelin.sioazike.in -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
              files  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP  /sec %CP
                 16   511   3 +++++ +++  1002   6   508   3 +++++ +++  1013   6
Latency               102ms     148us   36111us   66644us     144us   28011us

おまけ

うちのサーバーのunixbenchも載せておきます。
AtomD510のメモリ4GB

                     INDEX VALUES
TEST                                        BASELINE     RESULT      INDEX

Dhrystone 2 using register variables        116700.0  3923716.9      336.2
Double-Precision Whetstone                      55.0      782.6      142.3
Execl Throughput                                43.0      767.3      178.4
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks         3960.0    30916.0       78.1
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks           1655.0    21095.0      127.5
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks         5800.0    37855.0       65.3
Pipe Throughput                              12440.0   435472.7      350.1
Pipe-based Context Switching                  4000.0    48790.2      122.0
Process Creation                               126.0     2631.6      208.9
Shell Scripts (8 concurrent)                     6.0      492.7      821.2
System Call Overhead                         15000.0   314551.0      209.7
                                                                 =========
     FINAL SCORE                                                     184.7

FreeBSDにnginxとfastCGIを入れる そのニ

そのニと言っても、実は一の内容でほぼ全て終ってしまったので書くことが無いのですが、WordPressをインストールしました。

WordPressのインストールはphpが動く環境を作って、MySQLのDBを作成したらあとはブラウザからインストールスクリプトを実行すればできます。

MySQLはすでに他のサーバーに立ててあったので、これを利用することにしました。create databaseでWordPress用のDBを作成し、GRANT文でユーザーを作成しました。

WordPressportsにも入っているのですが、日本語版を入れようと思ったので、日本語版のものをサイトから持ってきて、解凍してからnginxのルートディレクトリに設置します。
http://ja.wordpress.org/

あとは設置したディレクトリをブラウザで指定してあげれば、コンフィグファイルがない場合は指示にしたがっていくとインストールが完了しますので、楽ちんです。

ただ、使っていて気がついたのですが、プラグインのインストールにzlib拡張が必要だったので、追加インストールしました。

katzbalger# cd /usr/ports/archivers/php52-zlib
katzbalger# make install clean
katzbalger# /usr/local/etc/rc.d/spawn-fcgi restart

という訳で、簡単に作ることが出来ました。まとめとしては、こんな感じです。

  • nginxとfastCGIの環境はportsで簡単にインストールできる。
  • wordpressのインストールは非常に簡単。PHPMySQL拡張は忘れないように

さて、簡単に作ることができたんで、今度はさくらのVPSクラウドで動かして、運用してみようかなと思ってます。さくらさんだと、FreeBSDがインストールできるのが嬉しいです。