シーチキン食べ比べ

はじめに

スーパーでシーチキンを買おうと思ったときに、なぜこんなに種類があるのか。と疑問に思いました。
もともとはいなばライトツナといなばライトフレークの違いが気になったのがきっかけです。にもかかわらずはごろもフーズで調査しています。いなば食品さんごめんなさい。

後ほどいなばvsはごろも なんかもやってみたいなとは思っております。

結論

シーチキンにはいろんな種類がある。意外と味が違う。

個人的には
味わいのカツオ、安定のびんなが、マヨネーズと合わせるならキハダ
という感想。

ブロックタイプはとにかくでかい。

調査概要

シーチキンを数種類食べ比べをする。

シーチキン選別について

シーチキンには素材とサイズ、調理方法によっていくつかの種類がある。
素材とサイズに注目してみた。
素材としては、びんながマグロ、キハダマグロ、カツオがある。
大きさとしてはブロック状(ファンシー)、チャンク状、フレーク状がある。

商品3種類を選び、これらの味と大きさが比較できるようにした。

味の食べ比べについて

味の食べ比べではそのまま食べる場合、マヨネーズをつける場合、しょうゆをつける場合、マヨネーズをつけてレタスと一緒に食べる場合でそれぞれ調べてみることにする。
合間には水を飲んで次の賞味に影響が出ないように気をつけた。

シーチキン達

まずは今回食べ比べをしたシーチキンを紹介しよう。

シーチキンファンシー

  • スペック

びんながマグロ/ブロックタイプ
缶についている写真の通り、大きな塊が入っている。2個の塊が入っていた。
値段も一番高い329円。期待高まる

  • 展開図


でかい塊で入っていて、そのまま掴める。こんな歳になって、シーチキンの塊にわくわくするとは思わなかった。色は白っぽい。

シーチキンL

  • スペック

キハダマグロ/チャンクタイプ
大き目の形がごろごろ入っている。
西友のレシートには"シートキンL"と書かれてしまっているかわいそうな子。"I"と"O"を打ち間違えたんだろうなぁ。278円

  • 展開図


開けたときはものすごい凝縮度だったけど、皿にあけるとさすがに崩れてきた。
といっても結構塊はでかいね。色はびんながよりは濃い

シーチキンマイルド

  • スペック

カツオ/フレークタイプ
よくある大きさの缶。マイルドって書いてるとカツオなのかな?
これだけマルエツで買ったので値段比較ができないけど、3缶358円だった。1缶120円くらい。

  • 展開図


見慣れた小さい塊の集まり。
カツオなので、色は非常に赤みがかっている。

食べ比べ

皿に3種類並べるとこんな感じ

左から、びんなが、キハダ、カツオ。

色がなかなか異なるのが見て取れる。

そのまま食べる

素材の味を存分に味わうには、まずそのまま食べるのがベストだろう。
この食べ方がそれぞれの味の違いが比較的分かりやすい。


中でもカツオは3種の中で最もコクがあるように感じられて、好みだ。
キハダは非常にあっさりした味わいで、カツオに比べると少々物足りなさを感じてしまう。
びんながもあっさり目だが、キハダよりは風味が強い感触。

そのまま食べるなら、
カツオ>びんなが>キハダ
マヨネーズを付けて食べる

マヨネーズといえば、シーチキンの友として無くてはならない存在であろう。
これに最も合うのは果たしてどれなのか、調べる必要がある。


先程の順位とはうって変わって、一番美味しかったのはキハダだった。味がシンプルなため、マヨネーズと合わせたときに気になるところが無く、美味しい。
カツオはマヨネーズと一緒に食べると、何故か生臭みが気になるようになってしまい、マイナス点。
びんながも非常によく合うが少しだけ生臭みを感じる。キハダの勝利

マヨネーズを付けるなら、
キハダ>びんなが>カツオ
醤油を付けて食べる

醤油はシーチキンを食べる上での変化球的な存在ではないであろうか。
というのは実は食べ比べをする前の感想である。今ならはっきり言えることがある。

醤油はシーチキンを食べる上で最も適した調味料である

なぜそう言えるのか。マヨネーズを付けたりそのまま食べる時は、多かれ少なかれ生臭みを少し感じる。しかし、醤油を付けると醤油の風味によりこの生臭みは取り除かれるのだ。
よって、醤油をシーチキンに合う調味料第一位に任命したいと思う。

醤油を付けたときは全体的にレベルが上がるが、中でもびんながが美味かった。相性がいいのではないか。
カツオも非常にうまい。生臭みが消えてコクがある。
キハダも悪くはないが、前二つに比べると見劣りするか。

びんなが>カツオ>キハダ
マヨネーズをつけてレタスと一緒に食べる

サラダになることを想定した。
基本的にマヨネーズを付けただけの時と印象が変わらなかったが、生臭みを感じる度合いは減るので、カツオでも健闘できる。

考察

大きさに関する考察

サラダならチャンクタイプがいいと思う。掴みやすい大きさで、食べやすく見た目にも綺麗。
ツナマヨなどの和え物にしたり、パンに挟めるなどの時はフレークだろう。
ブロックタイプは何に使っていいのか、実は現段階では見えない。
それは僕のシーチキンレシピの中にブロックで使う場面が無いからであって、逆に言うと多くの可能性を秘めているといえる。
公式サイトには鍋に入れたりしていたが、あれはブロックタイプがいいだろうなぁ。

味に関する考察

最初の結論とそれぞれの食べ比べで述べた通りだが、それぞれに適した場面があるなと感じた。
料理によってどのシーチキンが適しているか選ぶようなシーチキンマイスターを目指したい。

おまけ


パックご飯にブロックタイプの塊を乗っけた図。大きさの参考に