FreeBSD8.0 + ezjail + ZFSの環境構築メモ。

ezjailのV3.1から、ZFSファイルシステム上でjailを作るのが非常に容易になりましたので、その設定メモです。

間違いやもっと効率のよい方法があれば、適宜追記編集します。

VirtualBoxマシン上で作成してます。
FreeBSDはすでにインストールしていたものを使用したので、ルートパーティションからZFSにしたわけではありません。jail用ディレクトリのみZFSです。ルートパーティションからFreeBSDにする場合は、こちらが参考になると思います。

[FreeBSD 8.0RC2 amd64 pure ZFS install]
http://wirednoize.net/freebsd/index.php?FreeBSD%208.0RC2%20amd64%20pure%20ZFS%20install

なお、jailを構築するうえでの注意点はこちらが参考になると思います。
[otsune's FreeBSD memo :: jailの作り方]
http://www.otsune.com/bsd/jail/fulljail.html

中でも、重要なのはホストがバインドするIPを指定することです。ホストにはIPエイリアスとして、ゲストのIPを設定するので、ホスト上のmailサーバーがすべてのIPを監視する設定になっていると、ゲスト宛のメールをホストが処理する事になってしまう可能性があります。
それから、UIDなども問題になります。PostgreSQLなどを同じUIDで動かすとセマフォの扱いでエラーが出たりします。

このメモでは、それらの部分には触れずに、単純にZFSファイルシステムにezjailでjailを構築する手順のみを書きますので、ご了承ください。