インフラエンジニアDAY感想

個人的に気になった部分のメモと感想。

内容を網羅するメモじゃないです。また、こんなこと言ってなかったよっていう突っ込みがあれば教えてください。

クラウドによって広がるITの世界をリードしていくために

NTTデータの濱野さんの講演

技術的観点として、クラウドとはなんなのか->スケーラビリティとユビキタス
技術者として、クラウドによって今までできなかった新しいことが出来るようになることが重要。

では、クラウドで出来るようになったこととは? -> 手軽に計算リソースを使うことが出来る。

例として

  • timesmachine 4TBものデータをPDFに変換する処理 従来なら1ヶ月かかるところを24時間で終わらせる。24時間しか使っていないので経費はたったの240ドル
  • サービスがある時点で急激にユーザー増加した場合のスケールアウト

このように、従来難しかったことを、クラウドを使用してどのように実現するかが鍵となる。


CAP定理
一貫性、可用性、分散耐性は同時に二つしか同時に満たせない。
クラウドでは可用性と分散耐性は重要。
ACIDからBASEへ


その他、hadoopの簡単な説明
Yahooのログ処理やfacebook、VISAの例など

感想

クラウドバズワード的に流行ってきて、クラウドそのものをどう捉えればいいのかわかんなくなってきていましたが、クラウドを使ってできなかったことを出来るようにするという基本スタンスはとても素晴らしい視点だと思いました。
例を見ると、計算リソースを短時間必要とする場合や、スケールアウトの話が多かったですね。
まだまだクラウドを活用出来る分野は眠っているかもしれませんね。